2020年 ロレックス 買取価格上昇率ランキングBEST10

近年人気が爆発的に上がっているロレックス。
ロレックス時計の定番モデルは2012年以降、どのモデルも右肩上がりに買取価格が高騰していますが、特に2016年以降の伸び率は目を見張るものがあり、2019年においては過去最高の買取相場を記録しました。
2020年1月現在においては相場が下がっているモデルも見受けられますが、全体的には高い水準をキープしています。
そこで今回は当店の「2017年平均買取額」と「2020年の平均買取額」を比較し、その上昇率TOP20をランキング形式でご紹介いたします。
最も相場が上昇した話題作はどのモデルなのか?
ロレックスファンや時計愛好家は必見の内容です!

第10位 ロレックス サブマリーナ ノンデイト 114060
サブマリーナ ノンデイト 114060

年 平均買取額
2017年 約65万
2018年 約69万
2019年 約82万
2020年 約91万
上昇率:141.5%

サイクロップレンズのないサブマリーナとして人気を博しているノンデイト114060。サブマリーナ系は2017年~2020年にかけて相場を上げたコレクションの一つです。
毎年とんとん拍子に相場を上げていき、現在は過去最高額の約91万円まで価値を高めています。

第9位 ロレックス エクスプローラーII 16570
ロレックス エクスプローラーII 16570 ホワイト

年 平均買取額
2017年 約48万
2018年 約50万
2019年 約56万
2020年 約70万
上昇率:145.8%

現行よりも年間販売本数が多い、異例のモデル16570。現行216570よりも個性が抑えられており、どんなシーンでも使いやすいデザイン性が支持を集めています。
ロレックス全体の人気に引っ張られるように買取相場をぐんぐん伸ばし、金額で表すと3年間で約22万ほど高騰しています。
上昇率に換算すると驚異の145.8%。まさに今旬なモデルだといえるでしょう。

第8位 ロレックス デイトナ 116520
ロレックス 116520 ブラック 買取推移

年 平均買取額
2017年 約138万
2018年 約160万
2019年 約218万
2020年 約200万
上昇率:144.9%

1世代前のデイトナ 116520。15年以上にも及ぶロングセラーモデルとして長い間時計ファンに親しまれてきたモデルであり、デイトナをいえばこちらを思い浮かべる方も多いと思います。
2016年に新型116500LNが発売されたことにより、116520の人気は急上昇。そこから更に高騰を果たし、2019年においては約218万円という凄まじい買取価格となりました。
2020年1月現在は相場がやや落ち着きつつありますが、最高級の資産価値を持つ時計の一つであることには間違いありません。

第7位 ロレックス GMTマスターII 116710LN
GMTマスター 116710LN

年 平均買取額
2017年 約67万
2018年 約80万
2019年 約92万
2020年 約100万
上昇率:149.2%

116710BLNRと同じく、2019年にラインナップから姿を消した116710LN。
ステンレス×ブラック文字盤モデルでありながらも廃盤となったことで、現在凄まじい勢いで高騰しています。
今は上昇率149.2%ですが、ここから更に相場は上がりそうです。
間違いなく今が売り時なので、116710LNをお持ちの方はこのチャンスを逃さないようにしましょう。

第6位 ロレックス サブマリーナ 14060M
ロレックス サブマリーナ 14060M

年 平均買取額
2017年 約56万
2018年 約64万
2019年 約78万
2020年 約85万
上昇率:151.7%

今回のランキングにはサブマリーナの存在が非常に目立ちます。旧型ノンデイトである14060Mもロレックス人気にあやかり、その価値を大きく向上させました。
上昇率は151.7%。今年は旧型が熱いです。

第5位 ロレックス サブマリーナ デイト 16610
サブマリーナ デイト16610

年 平均買取額
2017年 約55万
2018年 約59万
2019年 約72万
2020年 約85万
上昇率:154.5%

未だに高い人気を博している5桁リファレンスのサブマリーナ デイト 16610。近年相場は右肩上がりに推移しており、2017年から2020年にかけて約30万円も高騰しています。
サブマリーナの上昇率はどれも僅差ですが、このモデルがサブマリーナシリーズの最高位となりました。

第4位 ロレックス ミルガウス 116400
ミルガウス 116400bk 買取相場

年 平均買取額
2017年 約46万
2018年 約52万
2019年 約78万
2020年 約70万
上昇率:152.1%

ロレックスの耐磁時計ミルガウス。2015年に製造終了となった通常サファイアクリスタル風防モデルの相場が近年は伸びています。
確かに製造終了モデルの相場が上昇することはよくあることですが、決して人気モデルとはいえなかったミルガウスがここまで買取価格を伸ばすのは予想外です。
2017年から2020年にかけて上昇した価格は約24万円。上昇率に換算すると152.1%という驚異の数字を出しています。
2019年バーゼルワールドにおいて、ミルガウスが発表されると予想されたことも価格高騰の大きな要因となりました。

第3位 ロレックス GMTマスターII 116710BLNR
ロレックス GMTマスター 1116710BLNR

年 平均買取額
2017年 約87万
2018年 約105万
2019年 約138万
2020年 約140万
上昇率:160.9%

近年何かと話題が尽きない116710BLNR。
GMTマスター人気にあやかり、相場を爆発的に伸ばしています。
2018年においては100万円の大台を遂に突破。2019年に入っても高騰は止まらず、カタログ落ちことをキッカケに1年間で50万円以上も買取価格が上がりました。
上昇率は160.9%という非常に高い数字。間違いなく今年も注目モデルの筆頭に挙げられるでしょう。

第2位 ロレックス GMTマスターII 16710
GMTマスター 16710

年 平均買取額
2017年 約70万
2018年 約100万
2019年 約107万
2020年 約115万
上昇率:164.2%

2位には今年最も話題を生んだGMTマスターIIの5桁リファレンスモデルがランクイン。ベゼルの色が赤黒、赤青、黒と3色あり、どれも人気がありますが、やはり赤青ベゼル(通称ペプシ)が一番人気です。
Cal.3186を搭載したZ番・M番やステックダイヤルといったレア個体の高騰もあり、上昇率は164.2%と極めて高い数字を記録。
見事ランキング2位に輝きました。
16710を高く売る絶好機が到来しているといっても良いでしょう。

第1位 ロレックス GMTマスター 16700
GMTマスター 16700

年 平均買取額
2017年 約57万
2018年 約76万
2019年 約90万
2020年 約100万
上昇率:175.4%

GMTマスターとして最後のモデルとなった16700。Ⅱには無いカレンダーのクイックチェンジができる為、未だに人気があるモデルです。2018年のバーゼルワールドで青赤ベゼルの新作が発表されたこともあり、急激に相場を伸ばしました。
今年に入ってからも人気は衰えることなく、さらに数字を伸ばしています。
上昇率は圧倒的な175.4%。
昨年よりも買取率は大幅に上昇しており、見事1位に輝きました。

まとめ
圧倒的な伸び率を記録したGMTマスターの3モデルが160%越えの上昇率を記録。その他のランクインしたモデルも概ね110%~140%という非常に高い上昇率となりました。
ロレックスバブルであった昨年より上昇率は僅かに下がりましたが、多くのモデルで過去最高値を記録するなど、ロレックス需要はまだまだ衰えを知りません。
ランクインした時計はどれも今が売り時であるといえます。
お持ちの方は是非一度検討されてみていかがでしょうか。