Kanye West が Sunday Service で故ヴァージル ・アブローへ追悼の意を表明

ルイ・ヴィトンやオフ-ホワイト手掛けるヴァージル・アブローが癌のため死去 享年41

苦楽を共にした20年来の戦友にゴスペルを捧げる

ヴァージル・アブローが急逝──「オフ-ホワイト」創設者で「ルイ・ヴィトン」のメンズ・アーティスティック・ディレクター

彼の公式インスタグラム(@virgilabloh)の発表によれば、2019年に心臓血管肉腫のがんと診断されて以来、ルイヴィトンスーパーコピー闘病生活を続けていたという。

ヴァージルは2013年、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー」を設立。18年3月には「ルイ・ヴィトン」のメンズ・アーティスティック・デザイナーに就任した。メゾン初の黒人デザイナーだった。

ファッションの世界を変えた稀代のデザイナーのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

2004年にデビューアルバム『The College Dropout』をリリースしたKanye West(カニエ・ウェスト)ことYeは、音楽プロデューサーとして頭角を現し始めた2000年代初頭から既にファッション業界への進出を目論み、そのビジュアルやデザイン面でのクリエイティブ・コンサルタントとして同世代かつローカルフレンドだった若かりし頃の故 Virgil Abloh(ヴァージル・アブロー)をコアメンバーに招聘。以降、VirgilはYe初のクロージングライン(となるはずだった)〈Pastelle(パステル)〉の企画をはじめ(詳細はこちら)、Yeに現代芸術家・村上隆を紹介し3rdアルバム『Graduation』のアートワークの製作にこぎつけた一方、自らもYeとJAY-Z(ジェイ・Z)とのコラボアルバム『Watch The Throne』や名盤『Yeezus』のアートワークを監修。また、共に〈FENDI(フェンディ)〉でインターンを経験するなど、Virgilが〈Off-White™️(オフホワイト)〉を立ち上げるまで常にYeの横には彼が居たと言っても過言ではない昵懇の仲だった。2人の関係を象徴するエピソードとしては、Virgilが〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉のメンズ アーティスティック・ディレクターに就任してから初のコレクションとなった2019年春夏メンズコレクションのショー後、ランウェイ上で2人が熱い抱擁を交わし人目もはばからず涙していた姿が挙げられるだろう。